2012年9月8日土曜日

海のそばで


Mon oreille est un coquillage
qui aime le bruit de le mer.     Jean Cocteau
私の耳は貝の殻
海の響きを懐かしむ


私は海のそばにいると落ち着くのでいつも時間ができると海に行きます。
夏のおわりに海や自然の中で思うのは、やっぱり私たちは大きな自然の中の
ほんの一種類の小さな生き物だということ。
風の匂いや気温を感じて、季節の日差しを肌で感じて
その時その時の思いを誰かと共有して。
そんな季節がめぐるごとに心で感じるしあわせは、なにより豊かで優しく、
人を支えてくれる気がします。


自分がこの世で子供たちに思い出として残すことができるものがあるとしたら、
そんな気持ちを一緒に感じて過ごしていくことでしょうか。

 
心を持って生まれてきた小さな生き物。人間。なんて奇跡的な存在なんだろうと思います。
今日は夏のおわりにぴったりなSandiiが歌う「真夏の果実」を聴いています。